コラム

第1回

豪州から

日本の皆さん、こんにちは。
そして私が毎月連載するコラムfrom the Winemakerの第1回目へようこそ。

ワインが好きな方、また私のコラムを楽しんでいただける方は是非、Winetree “いいね”を登録して、ワイン好きのご友人にも紹介していただけたら嬉しく思います。


私はこのコラムを英語で書いていますが、内容は全て日本語に訳されています。どうぞお気軽にご質問をお寄せください。


私のコラム第1回目は、私達の葡萄が育まれる地域グラニットベルトについてお話をさせていただきます。

グラニットベルト

グラニットベルトはブリスベンから南西方向に250km離れた場所で、非常に標高の高いところに位置しています。ごつごつとした岩が剥き出しになった特徴的な場所で、 市内からそこに行きつくまでのおよそ3時間半は素敵らしい景色を眺めながらドライブを楽しむ事ができます。


グラニットベルトという名前の由来は地層に潜むグラニットロック(花崗岩)から来ています。1,000年以上の長い年月をかけて自然に砕かれたそれらの岩が土壌に入り混じり、その広大な地域を象徴するかの様な巨大な花崗岩が立ち並ぶ野性的で美しい景観を確認する事ができます。

グラニットベルトとして認識されている地域の広さは幅20km長さ50kmという限られた面積にしか存在せず、 浅い層の部分にはケイ土、砂混じりの粘土質、クォーツ、雲母性カオリンクレイなどが確認され、 それらがもたらす豊富なカリウム、カルシウムその他多くのミネラル成分が含まれた極めて好条件の土壌に私たちの葡萄の樹は根を張って育っています。

私がグラニットベルトでのワイン作りをはじめてからもう20年以上の月日が経ちました。 これまでの経験から私はこの土地の気候の特性、特に天候状況の変化やその気候のサイクルに関し把握しておりますが、改めて稀な特性を持った産地であると感じています。




私たちが所有する畑はほとんどが海抜720mから860mのところに位置しており、 この標高の高さが意味するものとして年間で最も果実が成長する時期から熟す季節にかけて比較的涼しい温度を自然に保つ事ができるという特性を持ち合わせています。



グラニットベルト全体を車で運転してもだいたい40分という短時間でまわれる様な小さな地域ですが、 各箇所によって多様性を持ち合わせた場所であり、その状況は今後配信させていただく私のコラム“from the Winemaker”でご紹介したいと思います。

テロワール

これまでご紹介してきた土壌と標高、そして低草原地帯にその土地固有の木々が生い茂り、 傾斜のついた畑の土地形状全体に風が行き渡るという原理全てが上手く混ざり合い、それに合った葡萄品種が育成される。

これを私たちは"regional character"と呼び、フランス語では"テロワール"と呼びます。



葡萄が育つ気候

ところで、標高の高さが及ぼす気温の差はどれくらいあると思いますか?
何と地上とグラニットベルトでは8℃<も気温差があるのです。


例えばワイナリーが位置するブリスベンの気温が20℃であった場合、同じ日の同じ時刻グラニットベルトの気温は12℃しかありません。 冬になれば私たちの畑の場所はオーストラリア全土で最も気温の低い場所として知られているのです。




葡萄が育つ季節の気候は常に変化を伴う事から、 この冷涼な日々がフレーバーをゆっくりと発達させるという極めて重要な役割を担い、これら全て土地の特性を活かした条件が揃えられているからこそ、 世界に2つとして存在しない私たち独自のユニークで複雑性のあるワインが作り上げられるのです。

 

今回ご紹介させていただいた冷涼な気候に囲まれたグラニットベルトについてご質問のある方はお気軽にコメントをお寄せ下さい。


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