コラム

第2回 ワインテイスティングの基礎

今月は 「ワインテイスティング」 の基本の部分についてお話しさせていただき、幾らかでもワインテイスティングについての理解を深めてもらえる手助けになればと思います。

それでは、最初のステップはテイスティングに適したグラスを選ぶ事から始めましょう。


テイスティングに使用するグラス







私は個人的に表面が薄いチューリップ型で脚(ステム)の長いものを好んで使用します。 
それはワインを切り子面や色、アロマ、味わいを確認する事に役立つからです。













テイスティング方法


 


グラスに約50mlの量のワインを注ぎステム部分を持ち斜め45度に傾け背景を白のものにワインを透かして見ると効果的です。 


ここで直接品種を探し当てるのでは無く、以下の順を追って確認していく事で自然と品種が何なのかが見えてきます。



ワインの色



透明度;そのワインはクリアか濁っているか、もしくは沈殿物など確認できるか?



ワインの色;白か赤か、若いか熟成しているか? ワインは年を重ねる毎に色合いが変化する。
(例:若い赤‐パープルがかった色合い 熟成ワイン‐褐色を帯びた色合い など)



ワインの香り  



アロマ;グラスを軽く回す事によってアロマを出しやすくする。
この時点で3種類のフルーツや野菜に例えられるキャラクターを挙げられる。

アロマの強さ; どれ程アロマが強いか確認する。それは軽いか、ミディアムか、強めか。

 

ワインの味わい





この時点ではじめてワインを味わうのだが、少なからずこの部分で困惑する人々が多い。でもご安心を次のステップに進んでみよう。

 

味覚;ドライなのか甘いのか。
酸の度合い、タンニンはあるか。オーク(樽)は感じられるか。
そしてワインから感じられる3種類程のフルーツや野菜のキャラクターを挙げてみる。


ドライなのか甘いのか、甘さは的確に香りで判断する事は難しい。
従って実際に味わってみて糖度の度合いを確認する。その度合いは低いか、中間か、高いか。

 

付随するワインの特徴 




酸味;全てのワインは酸味を確認できる。
レモンやシトラス系がワイン全体を形成するものか。その酸の度合いが低いか、中間か、高いか確認する。

 

タンニン;多くの場合赤ワインに確認されるが、稀に樽熟を行ったシャルドネなどに少量のタンニンを確認できる。
同様に、そのタンニンの度合いは低いか、中間か、高いか。

樽香;香りや味わいに焦げやバニラ、木の実のキャラクターが感じられるか。(その場合オークを使用した可能性が高い)



その他の特徴 

価格;これまで自分が飲んだワインの経験を基にどれ位の価格帯に位置づけされるものなのか。



どの国で生産されたものなのか?



ここではじめて○○○産、○○○品種の、価格帯○○○円と推測できる。


ここまで来たら、私は各ステップでメモした各詳細と、 Anne Nobleが考案した wine aroma wine wheelを参考にして照合します。これは品種を特定する事に役立つと共に、ただ単にテイスティングを行うよりも皆さんの味覚を確かなものへと導いてくれます。






ここで、もう1つ大事な事は過去の認識や人々の噂によって脳に残った記憶に大きく左右されやすいという事。

テイスティングを行う際自分が残すワインのメモや詳細の言葉は、その認識に支配されてはいけません。

試しにもし私が皆さんにワインのラベルを見せれば、皆さんの脳は色々な事を考え出すでしょう。

そしてこれまでの経験から頭の中で認識を積み重ねはじめるでしょうが、テイスティングを行う場合この認識は味わいやワインに対する姿勢、理解の妨げとなり、この「香り」や「味わい」はこうあるべきだという考えに左右されます。

以下その例を書きます。



カベルネは好きではない

赤ワインが嫌いだ

バロッサの赤は好みではない

若い赤は好きではない

クイーンズランド産はシラーズしか飲まない

甘いワインが好きだ




目を閉じて情報を無にしてワインをテイスティングする事は五感を養う訓練に最適です。

あなたの目は素早く察知し、香りを感じとり、テイスティングとライティングの力を増やし、ラベルや価格、過去の認識に関わりなく本来あるべき真実の答えへと導いてくれる事でしょう。

コメントする

名前

URL

コメント

ご利用案内

お買い物全般、お支払い方法、送料についてはコチラ

お取り扱い銘柄




MGC

メディアでの紹介

メルマガ会員限定の特典、最新情報をお届けいたします!

ぜひメルマガ登録をしてみてください♪

変更・解除・お知らせはこちら

カレンダー
  • 今日
  • 定休日

EVENT

ページトップへ